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by sunsyoku

彩帆島(サイパン島)戦没者慰霊の旅

本部の桑原彩です
裏千家青年部の国際交流行事でサイパン島へ戦没者慰霊の旅へ。
サイパンには支部がないので
全ての道具を持ち込み。剣山、菓子切は凶器らしく空港で警戒される。

サイパン島、米国の自治領で、日本では彩帆島と呼ばれています、名前の一字が同じで身近に感じられる島です。
法要及び奉茶が行われたのは島の北の端「バンザイクリフ」中部太平洋戦没者慰霊碑。
追い詰められた民間人が、80m下の海に身を投じて自決した悲劇の断崖(岬)で、
多くの自決者が「天皇陛下、万歳」と叫び両腕を上げながら身を投じたことから、戦後この名で呼ばれるように。
自決者の数は1万人にのぼるとも言われている。
今は平和記念公園として崖周辺にある多数の供養塔とともに慰霊碑が建てられています。
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法要の間中、あの世とこの世をつなぐという蝶がたくさん舞い
お焼香が進むにつれ雨が降り始めました。
「亡くなった方々が今ここに来ている、喜んでくれている」と
皆で話しながら祈りました。

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翌日はサイパン市民と交流茶会。
子どもから大人まですごく興味を持ってくれ
体験コーナーでは順番待ち。
薄茶も俵屋のかるかんも大好評(外国人にウケるのはカルカンというのが最近の定説らしい)
戦没者の慰霊と現在の若者たちとのふれあいに
「一碗から平和を」というお家元のスローガンを具現化できた旅でした。

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ただし食事はアメリカらしく、ハードロックカフェでハンバーガーや
Tボーンステーキ(油っぽいのが苦手なので、ビールで流し込み)
最後に食べたサイパンラーメンなるものは、味噌ベースに玉子麺
ホットチリペーストに青とうがらしの刻んだのがたくさん乗って
辛さの中に旨みもあって美味しかったです。(かなり日本向け)

追伸・炎天下のリゾート地での着物集団はかなり異様で
よく写真を撮られました。彩帆島(サイパン島)戦没者慰霊の旅_b0151335_1353436.jpg

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by sunsyoku | 2008-09-08 10:00 | トラベル