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by sunsyoku

間人の松葉がに

本部、桑原です、
京丹後市、間人へ
間人と書いてこれをまずすんなり「たいざ」とは呼べない。
由来を聞いてみると、ここは、聖徳太子の生母・間人(はしうど)皇后が、
大和政権の蘇我氏と物部氏との争乱を避けるために身を寄せた地と伝えられており、
この地を去る際、皇后は自らの名をこの地に贈ったが、
住民たちは「恐れ多くて呼び捨てにするなど」と
皇后が退座(たいざ)した事にちなんで「たいざ」という呼び方にしたとされています。

気温1度の猛吹雪の中、京丹後市経営の温泉(露天風呂付き!)へ直行。
冷たい夜風を受けながらの露天風呂は最高でした。
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町のあちこちには蟹のモニュメントや看板があります(写真蟹のフェンスは間人小学校)

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お腹を空かせて宿に戻り、早速今回の旅の1番の目的間人で捕れる松葉がに、「間人がに」です。

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まずは緑のタグチェック!これがないと間人がにではありません。
ちなみに越前ガニは黄色のタグ、大有丸という漁船の名前が書いてありました。

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蒸蟹(そのまま、またはあわせ酢につけて)と焼ガニもちろん蟹ミソの甲羅焼を堪能したら

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カニしゃぶです。
カニは捕獲してから時間が経つとすぐに身がやせてくるため、新鮮なカニは身離れが悪いそうで、専用スプーンで殻から取れないように注意してほじくり出してからシャブシャブ・・・
もうカニはええな~と思っていたら、このシャブシャブは絶品!
甘さが強調されてGOOD。

そしてまだまだ続く、カニ鍋と
食べきれなかったいろんな種類のカニ身を全部入れての
カニ雑炊。
朝起きたら泡吹きながら横に歩くかもって思うくらい堪能しました。
しばらくもうカニは勘弁してほしい・・・。

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翌朝は、晴天に恵まれ東映映画のオープニングを思わせるような日本海の
荒波に感動しました。

※漁港にも行きましたがすごく小さい船ばかり。
 何日もかけて大きな船で漁をすると
 やはり身がやせておいしくないとのことで
 捕っては漁港へ帰る日帰り漁をしているので
 おいしさが保たれるんだそうです
by sunsyoku | 2009-03-16 10:00 | 美味しいとこ